まず,kindle paperwhiteのいいところは,
- 日本のkindleストアが利用できる
- 画面が白い
- 暗いところでも読める
- 解像度が高い
- 画面の反転頻度が少ない
- タッチ操作
- 安い
画面は,「paperwhite」の名前の通り画面が白いです.ただし,実際に白い画面というわけではなく,フロントライトによって白く見えているだけです.そのため,ライトの輝度を下げると普通のE-inkと同じで藁半紙みたいな色になります.このフロントライトのおかげで暗いところでも読めますが,完璧というわけでもないです.フロントライトは画面下が発光元なのですが,画面下の方は明るさのムラが少しありますし,画面を見る向きによって見え方が若干異なります.ただし,実使用で気になるレベルではありませんでした.
画面の解像度ですが,paperwhiteでは前モデルの167ppiから212ppiに向上しており見やすくなっています.自炊したPDFを読む場合,以前のモデルではボールド処理等をしなければ掠れて見えにくくなりやすかったですが,paperwhiteでは改善しています.
前モデルでは,ページめくり毎に白黒反転していたのですが,paperwhiteでは5ページくらいは反転なしで読み進められます.おかげでページ送り速度も速くなっていて快適です.起動調整のスライダーがアニメーションのように動作するのは,古いモデルから使っている人間からすると驚きです.
これまで持っていたkindleはタッチパネルなしのモデルでしたので,タッチ操作は便利です.ハイライトや辞書を使うときに5-wayキー(以前のkindleについていた十時キーのこと)を使わないで直接選択出来るので楽です.
最後に,wi-fiモデルであれば約8000円という低価格です.電化製品だと日本の価格は海外に比べて高めに設定されることが多く1ドル100円換算くらいになることが多いのですが,1ドル80円換算くらいなので通常の為替と変わらないです.
逆によくないところは,
- kindleストアの品揃えが悪すぎる(2012/12時点)
- タッチ操作のみ
これは意外に思われるかもしれませんが,タッチ操作しかないのは良くないです.ページ送りのために画面に触るのは,指が文字に被ってしまうのでkindle 3のようにページ送りようの物理ボタンがあった方が良いように感じました.
kindle 3やDxgから比べて着実にハードは進化していると思います.画面は綺麗になりレスポンスも良くなっています.paperwhite版のDXgが欲しいのですが,どうやら大画面はFire系でしか出さないようなので残念です.A4のPDFデータを読むのは,さすがに6インチでは厳しいのでDXが良いのですが,Androidタブレットと競合して勝てそうな気配はないですね.
追記)
kindle 3から改善している点がもう1点ありました.
トップ画面で各本をどこまで読んでいるのかが分かるプログレスバーみたいなものが追加されていました.
追記)
本体の塗装はマットブラックなのですが,以外と指紋がついてしまうようです.
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