購入段階のレビュー
良かった点
- ダブルファンクションキーボードによる楽で高速な入力
- 赤軸で腱鞘炎回避
初期設定でも使いやすかったのですが,自分の環境的によく使うキーを押しやすくするために3点変更しました.
- 「CapsLock」 →「Ctrl」
- 「無変換」→「Esc」
- 「変換」→「Enter」
2と3についてはキー配置を変えるソフトを使っています.
私はテキストエディタがvimなのでEscをよく使うので元々無変換をEscに変えて使っているので,同様に変更しました.
Enterキーについては通常位置ももちろん使うのですが,Fnキーを使った操作をしている途中の場合はFn+Space(変換キー)の方が押しやすかったので左右の親指の同時押しでも入力出来るように変更しました.
上記の変更も含めると基本的にホームポジションからずれることが無いので,入力も楽ですし,指の移動量が減る分だけ高速に入力出来るようになりました.
一番効いているのはBsキーで,これがホームポジションから指を動かさないで入力出来るのは大きいです.
次点でカーソルキーです.これも移動をホームポジションのまま(↑は移動しますが)入力出来るのは便利です.
また,特にWindows環境では,F1~F12を利用するアプリケーションが多いので有効です.
また,赤軸キーは試打した段階では軽すぎると感じたのですが,HHKB Lite2から変更して指の痛みが消えました.
軽すぎて底打ちしすぎることによる負担を心配していたのですが,私の場合は問題ありませんでした.
悪かった点
- 誤入力が増えた
- Zの行がずれているのは,少し気になる
- 赤軸でも少しうるさい
- 他のキーボードが全く使えなくなる
理由は何点か考えられるのですが,赤軸でキーが軽いため2キー同時に押してしまうことや後述するZ行のずれのせいだと思います.
それでも,頻発するほどではないのでトータルでの入力速度は速いと思います.
この点については黒軸版も買ってみて試してみたいところです.
購入当初は気にならないと思っていたZ行のずれですが,偶に少しずれた位置を押してしまい隣のキーを誤入力してしまうことがありました.
やはり長い間に染みついた入力位置はなかなか修正出来ないものなのですね.
一応上記でも書きましたが,頻発するほどではないので神経質な人でなければ許容範囲内だと思います.
赤軸とはいえメカニカルスイッチなので入力音はそれなりに発生します.
周りの人から苦情は出ていませんが,メンブレンタイプのペコペコ音と比べるとカチカチとはなっているので,人によっては気になるかもしれません.
一番問題になった点は,他のキーボードが全く使えなくなってしまったことです.
2ヶ月ほど使用したことにより考えなくても手が勝手に動いて入力出来るようになったのですが,その副作用として他のキーボードでの入力ができなくなってしまいました.
他人のキーボードで入力することは少ないので大きな問題にならないのですが,自分のノートPCでの入力に支障がでるのは問題です.
ノートPCを使う場合は,EscとBsは強く意識して通常の位置を押しに行かないとまともに入力できませんでした.
フルサイズのMajestouch 2 ConvertibleのようにBluetooth版をMINILAでも発売してもらいたいところです.
最近トラックポイントキーボードでもBluetooth版が発売されたので,高級BluetoothキーボードでもBluetooth版が出るようなブームが来るとうれしいです.
まとめ)
かなり特殊であるものの,良くできていて満足度は高いです.
ある意味,これ無しでは生きていけない身体になってしまいました.
Z行のずれについては右Shiftを入れる都合上仕方が無いのかもしれませんが,なんとかならなかったのでしょうか.
HHKB pro JP配列でも同じなので,もう5mm幅が広くなってもいいので(BsとEnterを大きくして)ずれを無くしてほしいですね.
価格的にもHHK proやRealForceの半額程度なのでリーズナブルで,おすすめできる製品だと思います.
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