2013年11月23日土曜日

レビュー:オムロン メディクリーン HT-B601 音波式電動歯ブラシ

職場用の歯ブラシにオムロンHT-B601を購入したのでレビューします.

HT-B601の良いところ
  • そこそこコンパクト
  • パワーは十分
  • 30秒通知がある
  • USBで充電できる
  • 充電台が携帯ケースとして使える
HT-B601のイマイチなところ
  • ポケットドルツよりは大きい
  • ブラシ形状が若干鋭利
  • 音はそれなりに出る
  • ポケットドルツの倍の価格
競合としてはポケットドルツになるのですが,USBで充電できるという点とポケットドルツはパワーが弱いので結局手を動かして磨かないといけないというレビューを見かけたのでHT-B601を選択しました.

  • サイズ
ケースも含めた場合ポケットドルツよりも明らかに大きいですが,据え置き型に比べると十分小さいです.外見も含めて小さいペンケースといった感じです.


  • 磨き心地
パワーは2段階から選択出来て強モードの場合は据え置き型に近いくらいのパワーが出ます.
ブラシ自体は外周部分にポケット掃除用に「Wメリット毛」という長い毛がついているのですが,結構毛先が刺さる感触があります.人によっては痛いと感じる場合があるかもしれないです.
交換用のブラシは製品付属の「トリプルクリアブラシ」以外に「極細マイルドブラシ」「すき間みがきブラシ」「ダブルメリットブラシ」「歯ぐきマッサージブラシ」という据え置き型と共通のブラシが別売りで購入できるので,あわない場合は他のブラシに変更出来るので安心感があります.

  • 30秒通知
最近では搭載されている機種も多い30秒ごとの通知機能がついています.さらに30秒×6回の3分経過すると電源が自動的に落ちるようになっています.
自分の体感で3分磨くと実際は1分台だったことがあり自分の体感時間は信用していないので,この機能は便利です.

  • 静音性
 パワーが弱い方の「静音モード」の場合は,それなりに静かですが周りに人がいる場合は聞こえるレベルです.パワーが強い方の「クリーンモード」は据え置きに近いパワーが出ているだけあって音も結構出るので,周りに人がいる場合は気をつけた方が良さそうです.

  • 充電ケース
本体側面にmicroUSB端子があり,そこから充電できます.消費電流も150mAなので安価なモバイルバッテリー等でも安定して充電できます.
外観は上の写真に出しているようにペンケース風なのでオフィスで使用していても違和感は少ないです.
サイズも小さいので旅行用にそのまま持って行けるのは大きなメリットです.

  • 価格
ポケットドルツの約2000円に対してHT-B601は約4000円で大体倍の値段設定になっています.性能や機能を考えると2000円アップは妥当に感じますが,人によっては高く感じる場合もあるかもしれません.

まとめ)
携帯用電動歯ブラシとしては必要なところをキッチリ押さえてあり,ほぼ抜けているところが無いといって良いレベルになっています.
ブラシも据え置き型と共用になっているので,ランニングコストや違うブラシへの交換へのメリットもあります.
競合のポケットドルツとは差別化されていて,携帯性・価格を重視する場合はポケットドルツを,性能・機能を重視するはHT-B601といったところでしょうか.
職場でも普通に使える良い製品です.

2013年11月19日火曜日

特価:5万円台の4k2kモニタSeiki SE39UY04 (399ドル)

最近出始めた4kテレビまたはモニタですが,価格は数十万円からとなっていて簡単には手が出ないです.ところが,中国のメーカーSeikiが販売しているSE39UY04は,なんとたったの699ドルです.

しかも現在amazon.comで値下げされていて519ドル(2013/11/19)になっています.
そのため,現在の為替レートだと送料込み69,859円で購入できます(39インチのみamazon.comから日本への配送も可能です)
(追記)さらに値下げされて 495ドル(2013/11/19)になりました. 送料込みで67,242円です.
(追記)さらに値下げが進んで480ドル(2013/12/02)になりましたが,為替レートが円安方向に振れたため,日本円では67,142円と100円しか安くなっていません.
(追記)449ドルまで値下げされました.送料込みで63,834円になり,ついに6万円台前半になりました.
(追記)  426ドル!.送料込み61,447円(2013/12/08).
(追記) 405ドル.ついに送料込みで59,052円となり5万円台に突入しました.来年の頭にDellの「P2815Q」が10万円以下で発売されるという噂で,そちらは確実にDisplayPort搭載してくるので本命かなと思っているのですが,この値段ならこちらでも良いかなという気がしてきます.セールは今週のグリーンマンデーと来週のフリーシッピングデーと続くので,もしかしたらさらに割引されるかもしれませんが,既に42%割引なので今が底値かもしれません.
(追記)久しぶりに405ドルになりました.送料込みで59,766円です(2014/01/17).前回よりも円安方向に振れているので若干高いですが5万円台です.
DellのP2815Qが699ドルで発売されることが決まりましたが,SE39UY04は安い・大きい・TN液晶ではない(P2815QはおそらくTN液晶)というメリットもあるので,こちらを買うのも有りだと思います.
(追記)これまでの最安を更新して399ドルがきました. 送料込みで57,512円です.同じ低価格4KモニタのDell P2815QはTN液晶で30Hzということが確定したので,同じ30HzでもVA系のSE39UY04の方が良さそうな気もしてきました.

既に30インチのDell 3008wfp(+左右に縦置き24インチ)がある状態で購入しても置く場所が無いので買うかどうか迷っているのですが,この価格だと思わず買ってしまいそうです.

SE39UY04は極端に安いですが,安いなりの理由もあります.
  • 4k2kの場合は30fpsになる
  • 120fpsの場合はFullHD解像度になる
  • 液晶テレビですが,米国向けなので日本では単なるモニタになる(内蔵のチューナーが使えないだけで,HDMIでつなげばテレビとして使える)
  • 液晶テレビなのでシャープネスフィルタなどが初期設定でかかっているので,PCモニタとして使う場合は設定を変えないと滲んでしまう
映像用4k2kテレビとしてはスペックが足りていませんが,テキストベースのPCモニタとして利用するのであれば30fpsでも大きな問題にはならないでしょう.

(レビュー 40インチ4Kモニタ BDM4065UC/11)

2013年11月16日土曜日

SmartWatch SW2がフリーズしたときの対処

SmartWatch SW2を使い始めて半月くらいですが,これまでに数回フリーズしました.

SmartWatch SW2はリセットスイッチなどが無いため,タッチパネルを触ってみたり電源ボタンの長押しをやってみても反応が無く困ったのですが,以下の方法で解決できました.
  • 電源ボタンを10秒ほど押したままにする
通常の長押しは1~2秒程度ですが,フリーズした場合は10秒程度の長押しをすることで強制的に電源が落とせるようです.
再度電源を入れることで普通に動作しました.

フリーズする原因は今のところ分かっていませんが,週に1回の頻度だと少し多いのでソフトウェアのアップデートで修正されることを期待したいです.

2013年11月7日木曜日

音声付きイオンSIMのLTEプラン変更の罠

9月19日からイオンSIMの3GからLTEへのプラン変更が可能になりました.
最近のXi対応端末の場合は設定を弄らないと使えなかったので,LTEプランに変更すれば問題がなくなるだろとうということで早速確認してみました.

旧プランが1,290円で新プランが1,080円なので一見すると200円ほど安くなっているように見えます.
しかし,旧プランは無料通話分1,365円(最大32.5分)がついていたのに対して新プランでは無料通話分が無くなっています.

通話料は新旧共に21円/30秒なので,5分以上通話する場合は旧プランの方がお得になります.

私の場合は月に30分くらいは利用しているので, プランを変更した場合は約1000円料金が高くなることになるため旧プランのまま使用することにしました.

また,変更手数料も2100円かかるので10ヶ月以上は使わないと変更分の元は取れません.
LTEに対応できるというメリットがありますが,MVNOの時点で帯域制限されているので期待できるほどの速度も出ないのでは無いかなと思います.

まとめ)
  • 受話専用の場合はLTEプランに変更がお勧め
  • 自分から5分以上発信通話する場合は旧プランのままがお勧め
というわけで,一見新プランの方が安く見えるのですが使用状況に応じて選択した方が良いです.

2013年11月6日水曜日

レビュー:HBS-730 Bluetoothヘッドセット

HBS-700の低音がスカスカ過ぎるのが気になってきたので,その点が改善されている新型のHBS-730を購入しました.

基本的な部分は新旧モデルで同じなので,変更されているところをレビューします.

外観
  • アクセント色がオレンジからシルバーに変更
  • イヤホンケーブルが少し硬くなった
  • 首回りのケーブルが少し細くなった
外観は色が変更になった以外は,よく確認しないと違いがわかりません.
HBS-700のオレンジ色は結構目立つ色だったので,シルバーになって落ち着いた感じになりました.
左が旧モデルで,右が新モデルです.色がついているのはイヤホンの格納場所なので,写真の状態では違いは分かりません.
イヤホンケーブルは硬くなっていますが,新品なので硬いだけかもしれません.
首回りのケーブルも若干細いような気がしますが,普通にはわからないレベルです.

機能
  • 音質が向上
  • 音声ガイドが追加
  • apt-Xに対応
  • SMSのテキストスピーチに対応
  • メールの通知も確認できる
まず,音質についてですが私の駄目な耳でも分かるくらい向上しています.
低音は明らかに強くなりましたというか,かなり強いです.何かおかしいなと思ったのですが説明書を確認して納得しました.Default設定がBass Boostになっていました.おそらくHBS-700の時に低音が弱いことを酷評されていたので,初期設定を重低音重視にしてきたのでしょう.私は重低音好きなので初期設定のまま使っています.
イコライザーの変更はボリュームアップどダウンを同時押しでBass boost(Default)→Normal→Treble boostの順番で変わるようになっています.HBS-700の時から高音強調が追加されています.

HBS-730からは音声ガイドが追加されて若干わかりやすくなっています.
電源のON/OFF時と接続時とバッテリー残量確認時に英語での音声ガイドがあります.
ボリュームダウンボタン長押しでバッテリー残量の確認が出来るようになったのは便利です.ただし,High,Middle,Lowの3段階のみなので大まかな目安としてしか使えません.

私は対応機器を持っていないので確認できていませんが,対応コーデックにapt-Xが追加されました.

専用のアプリでSMSの内容を音声で通知することが出来るようになりました.
対応言語は英語,韓国語,スペイン語,フランス語,中国語,ドイツ語,イタリア語です.日本語は非対応です.

メール通知についてはHBS-730による改善ではないのですが,Android 4.0か4.1位からメールの通知についてもイヤホンやヘッドセットに通知されるようになっています.


まとめ)
HBS-700の弱点を順当に改良してきています.旧モデルから悪くなっているところは見つからなかったので,新規に買う場合は新モデル1択です.既にHBS-700を持っている場合は,余程音質(特に低音)に不満がある場合で無ければ買い換える程ではないと思います.
価格も7千円前後で,コンパクトな割には10時間再生となかなか良いところをついている製品だと思います.特にこのサイズで10時間再生可能な物は殆どないので,小型の方が良いけれど1日中使いたいという方にはお勧めです.

Xi端末(LTE端末)でfomaSIMやMVNOのSIMを使う方法

最近のXi対応端末では3GのみのfomaSIMやMVNOのSIMが利用できなくなっています.
私のXperia SXでも問題になったので,Android 4.1での解決方法をまとめておきます.

解決法
  1. 電話で「*#*#4636#*#*」と入力してテストモードに入る
  2. 「携帯電話情報」→有線ネットワーク設定 を「WCDMA only」に変更
  3. 「機内モード」をONにする
  4. 再起動
  5. 再起動後「機内モード」をOFFにする
SIMのチェックは起動時のみらしいので,機内モードをONにした状態で起動させることによりチェックを回避できるようです.

Android 2.3の時はfomaSIMでも接続出来て,Androir 4.0の場合は再起動をさせなくてもフライトモードのON/OFFのみで接続出来たので,OSや端末によっては挙動が変わるようです.


2013年11月4日月曜日

レビュー:SmartWatch SW2 -前モデルMN2との比較-

Sonyのスマートウォッチ3代目となるSW2を購入しました.

いろいろと不満の多かった先代MN2からは順当なバージョンアップといった感じですが,早速レビューします.

良くなった点
  • 薄い
  • チープさが改善
  • 充電がしやすい
  • バッテリーの持ちが良い
  • 屋外でも見やすい
  • 画面が綺麗
悪くなった点
  • 大きい
  • ガジェットが無くなった
  • アプリの順番を任意に変更できない

まず,良くなった点から

MN2ではクリップ機構がついていて厚みが結構あったのですが,SW2はクリップ機構が排除されて薄くなりました.MN2の無駄な厚みはかなり気になっていたので,これは良い変更だと思います.クリップを使っていた方はベルトを交換するなどして対応する必要があります.

MN2ではプラスチック間が全開でかなり安っぽい感じだったのですが,かなり改善しました.とはいえ,高級感があるわけではないのでデジタルデバイス感はぬぐえていません.

MN2での最大の問題だった特殊形状充電端子がmicroUSBに変更されました.MN2では充電に失敗することが多々ありましたが,SW2では今のところ問題は発生していません.microUSBなのでスマートフォンなどともケーブルを共用できるので便利です.

バッテリーの持ちはMN2が毎日充電する必要があったのに対して,SW2は3~4日は持ちそうです.購入してから3日目ですが,まだ初回に充電しただけで使えています.MN2の時は充電端子の問題と相まって,電池切れを起こすことがよくありましたがSW2では安心して使えそうです.

画面が有機ELから反射低減処理された液晶に変わりました.MN2は屋外の特に日光下では見づらかったのですが,SW2では見やすくなりました.液晶自体はグレアなので,蛍光灯や日光は反射するのでMIYAVIXのOverLay Plus(低反射タイプ)を張っています.指触りも良くなるのでお勧めです.

画面解像度がから128×128から220×220×176に向上したので,画面表示は綺麗になりました.メールなどの本文表示は見やすくなっています.

次に,悪くなって点です.

画面の大型化に伴って本体サイズも大きくなりました.普通のメンズ時計よりも大きいので腕の細い方や女性には向きません.かなり目立つことは間違いありません.

MN2の時にはガジェット機能というものがあり1画面に1つのアプリを表示したままにしておける機能があったのですが省かれていました.私の場合はよく使う機能をガジェットとして登録していたので若干使い勝手が悪くなりました.

まだ設定方法を確認できていないだけなのかもしれませんが,アプリの表示順が任意で設定できなくなっていました.MN2ではスマートフォン側でアプリの順番を設定できたのですが,SW2ではスマートウォッチ側でアルファベット順かよく使う順の2通りしか選択出来なくなっていました.

まとめ)
MN2から比べて順当にバージョンアップしていて,さすが3代目だなといったところです.先代で不満だったところは全て改善されていて,今のところ大きな不満はありません.

大きくなったサイズも画面表示とのトレードオフなので,小さかったら小さかったで画面が見にくいという不満があったかもしれません.コスト的に難しいかもしれませんが複数サイズ展開をすると誰でも使いやすくなると思います.

他の不満点はソフトウェア側なので,今後同様の要望があがってくれば修正されるかもしれないので気長に待つことにします.ガジェットやアプリの順番変更は,あったら便利だけれど無いと不便というほどでもありませんので.

また,MN2の時と比べてスマートフォン自体も高性能化しているので,アプリを登録しすぎてメモリが足りないといった問題が発生しにくくなっているという意味でも時代が追いついてきたのかなと.Galaxy gearやKickstarter等のクラウドファウンデーションでもスマートウォッチが続々発売されていますし,今後の進化が期待できそうです.