2013年10月21日月曜日

レビュー:フィリップス アクアタッチ AT891

今まで使っていたシェーバーの外刃が欠けてしまって,肌を削るようになったので新しいものを購入することにしました.

購入したのは,フィリップスのアクアタッチAT891です.

購入した理由)
まず,今までに使用したことがあるのは,往復式とロータリー式だけで回転式は使ったことが無く試してみたいというのがありました.
私は,顎下のひげが横向きに生えているせいで往復式だと剃るのが大変でした.また,そり残しが無いようにすると,今度は剃りすぎで肌がヒリヒリするという問題もありました.
他のレビューなどを読んでみると,回転式は深剃りはできないけれど肌には優しく顎周りでもうまく剃れるということなので試してみることにしました.
回転式は初めてなので,いきなり最上位を買うのはやめて,中央価格帯のもので試してみて良かったら次に買うときは良いものにすることにしました.

良かった点
  • 肌に優しい
  • 顎下でも綺麗に剃れる
  • 音は静かな方
  • 手入れが簡単
  • ウェットでもドライでも剃れる
まず,肌には優しいです. 強く押し当てずに剃るという説明の通りに軽く剃ってみたところ,剃れている感覚は無かったのですが,実際には剃れていました.
ウェットでもドライでも試してみましたが,そり終わりに肌がヒリヒリする感じは今のところありません.

気になっていた顎下ですが,綺麗に剃れました.往復式の時はシェーバーを横に向けてゴリゴリしても簡単には剃れなかったのですが,説明の通り円を描くようにクルクル回しているだけで剃れていました.

他のレビューで音が静かという方が多かったのですが,そこまで静かではないです.確かに往復式と比べると静かですが,テレビの前で剃っても問題がないということは無いと思います.
往復式に比べると剃るときのジョリジョリ音は小さめなので,剃っている気があまりしないのでスッキリ感は少なめです.

購入するまで回転式の構造はよくわかっていなかったので,手入れが簡単なのかが気になっていましたが,非常に簡単でした.ロック解除ボタンを押すと上部が開閉できるようになっていて,そのまま水洗いができました.
私は使用後に毎回洗っているので,この点はとても良かったです.

最近では特に特別なことでは無いですが,ウェットでもドライでも剃れます.基本的にはドライ剃りなのですが,時間があるときや朝風呂に入るときはウェット剃りなので,どちらも使えて便利です.
特にウェット剃りは剃っている感触がかなり少ないので快適です.

悪かった点
  • 大きい
  • 深剃りはできない
  • 充電中は使えない
悪い点として,サイズが大きいというか厚みがあります.体積的には往復式と変わらないのですが,太い棒状の形状のため旅行時の持ち運びは悪そうです.

購入前からわかっていましたが,確かに深剃りは出来ません.そり終わったあとの肌触りも完全につるつるではなく,若干じゃりじゃりします.私の場合は髭が濃い方ではないので,朝剃って夜になっても青髭になったりはしませんが,濃いめの方や伸びが早い方はやめておいた方が良いかもしれません.

充電式のみに対応していて,充電中には使用できません.私の場合は,毎日充電しているので問題はありませんが,そうでない人は充電が切れたときに不便かもしれません.ただし,この製品にはクイックチャージという機能があり5分充電で3分使用できるので,よほど急いでいるときに充電切れを起こさない限りは大丈夫そうです.
また,充電中に使用できないメリットとして,電源ケーブルを挿入時はそもそも電源をONにすることが出来ないので誤作動を心配しなくても良いということがあります.

まとめ)
初めて購入した回転式シェーバーですが,思っていたよりも良かったです.肌に優しいという売り文句の通り,そり終わりの肌のヒリヒリ感は劇的に少ないです.手入れもカバーを開けて水洗いするだけという手軽さです.今まで往復式しか使っていない方は一度試してみることをおすすめします.



2013年10月19日土曜日

Windows 8.1でVmware Playerのネットワークが繋がらない問題の対処

追記)
VMware 6.0.1が公開されました.ネットワーク問題は対策されているようです.
Windows XPでもVMWare Toolsの再インストールが自動的に行われて,ネットワークが繋がるようになりました.

2013年10月18日金曜日

Acer iconia w3-810をWindows 8.1にアップデート

デスクトップだけでなくw3-810もWindows 8.1にアップデートしてみました.

基本的にはデスクトップと変わりませんが,性能が低い分時間は数倍かかりました.少なくともダウンロード開始から3時間以上はかかりました.

w3-810で8.1にアップデートする一番のメリットは,画面分割が使えるようになったことです.
windows 8まででも画面分割して複数のアプリを同時に表示することは出来たのですが,w3-810は解像度の要件を満たしていないため機能が無効化されていました.8.1からは,その制限が外されているので試してみたところ無事画面分割が機能しました.
これで,twitterやfacebookのクライアントを表示しつつデスクトップを表示するといったことが出来るようになりました.
ただし,やはり解像度は低いので快適に使えるかといえばそうでもないです.

価格.comの掲示板で報告されていて心配していた電源ボタンを押してもスリープにならないという問題ですが,私の環境では発生しませんでした.ケースは使っていないので,そちらの問題についてはわかりません.

デスクトップの場合に比べると画面分割が有効になったという点でメリットはありましたが大幅な変更は無いので,特にアップデートした方が良いということは無いです.新しい機能に十分なメリットを感じられる方だけで良いと思います.

レビュー:Windows 8.1にアップデート

Windows 8.1がストアで公開されたので,早速アップデートしてみました.

ストアでダウンロードを選択すると処理が開始されますが,データ容量が3.5GB位あるので結構時間がかかりました.おそらく1時間以上かかった思います.

ダウンロード完了後に情報収集などが行われて,完了すると再起動を促されます.作業中の場合は後から再起動するように出来ますが,15分後には自動再起動します.

再起動後にPCの設定などが行われ10~20分後くらいにライセンスへの同意と設定画面が出ます.
ここでの設定は自動アップデートやエラー時の処理などについてでした.

次にアカウントの登録があります.普段はピクチャパスワードを利用している場合でも文字パスワードが必要です.また,アカウントの確認のためにWindows Live IDに登録している電話を利用してコードを確認する処理が入ります.電話にかけるを選択して次へのボタンを押すと,対応した電話に電話がかかってきて数字6桁が通知されます.その数字を入力することで確認が完了します.
アカウントの登録処理はドメインに参加しているPCの場合はスキップされました.

その後,最終処理が行われて,しばらく待っていると完了します.

Windows 8.1にアップデートして変わったところ
  • スタート画面の表示が選択できるようになった
  • 左下からシャットダウンや再起動ができるようになった
  • エクスペリエンスインデックスがなくなった
  • エクスプローラーでライブラリグループがPC(コンピュータ)の下に移動
  • 一部のアプリが対応していない
  • IMEの設定が初期化されている
  • レジストリに登録するタイプのアプリの設定が引き継がれていない
  • スタート画面やデスクトップ壁紙の画像が勝手に変更される
基本的には8から大幅な変更はありませんでした.サービスパックレベルのアップデートといえます.

デスクトップで使う場合に不評だった,スタート画面を飛ばす設定やWindowsキーを押した場合にスタート画面ではなくアプリ一覧に移動できるような設定が追加されています.
私の場合は「Classic Shell」を利用して設定していましたが,必要がなくなりました.

シャットダウンや再起動は従来はチャーム→電源から行っていましたが,画面左下で右クリックすると出てくるメニューに電源系のメニューが追加されました.私は元々フリーのランチャーソフトで再起動などを行っていたのであまり関係ないのですが,人によっては有効な変更点だと思います.

なぜ無くなったのかはわかりませんが,システム設定で表示されていたエクスペリエンスインデックスが無くなっていました.パソコン好きとしては点数が出た方がおもしろかったのですが実用上は特に問題もないので気にはならないです.

エクスプローラ周りでの地味な変更点として,以前「ライブラリ」として表示されていたグループがPC(以前のコンピュータ)のグループ以下に移動していました.元々マイドキュメント系のディレクトリは使用していなかったのですが,よく使っていた人は場所が変わっているため戸惑うかもしれません.

アップデート後に動作しなかったアプリケーションがいくつかありました.私の環境では下の二つでした.ただしどちらも最新版にアップデートすることで問題なく動作しました.
・Samsung Magician
・DisplayLinkのドライバ

私が一番困ったのはIME周りです.普段はATOK2009を使っているのですがIME周りの設定が変更されたようで,初期状態ではATOKが選択されていないどころか項目すら出ておらず選択も出来ませんでした.アプリ一覧から標準IME設定ツールを選択することで有効に成りました.もしかしたらWin+Spaceのショートカットキーでも良かったかもしれません.

キーボードのキー変更をChangeKeyというフリーソフトを使っていたのですが,設定が引き継がれていませんでした.このソフトはレジストリに設定を書き込むタイプなのですが再設定が必要でした.同様にレジストリに設定を書き込んでいるソフトは影響を受けている可能性がありそうです.

どうでも良いのですが,スタート画面やデスクトップ壁紙が異なる物に変更されていました.デスクトップ壁紙はデフォルトの物が変わった?上書き?されたようなので仕方ないとも思うのですが,スタート画面は特にそういったことも無く8と変わっていないようなので,それくらいは引き継いでくれても良いのにとは感じました.

こういった感じで一部調整が必要でしたが大きな問題もなく移行できました.逆に大きな変更点もなかったのでサービスパックを当てた程度というのが正直な感想です.


2013年10月16日水曜日

レビュー:Acer iconia w3-810対応の製品(ケースなど)

私は以下の製品をw3-810用に追加購入しています.全てエレコム製ですが,理由はエレコムしか対応製品をまともに発売していなかったためです.
  • 指紋防止エアーレスフィルム[反射防止](TB-AC3WFLFA)
  • シリコンケース[クリア](AC3WSCCR)
  • スマートフォン用スタンド フリーアングルタイプ1(P-DS004SV)
  • USBハブ(U2HS-MB03-4BBK)
まず,液晶フィルムですがw3-810の液晶は評判の悪いTN液晶のため反射防止タイプを購入しています.エレコムでは他に光沢タイプと気泡ゼロタイプがあるのですが,光沢タイプは好きではないので外しました.気泡ゼロタイプは以前Xperia SX用に購入したことがあるのですが,気泡ゼロというのはフィルムと液晶面の間に空気層のスペースを作ることによって気泡が出来ないという構造でした.つまり気泡ではなく全面空気が入っている状態なのですが,この構造のために画面表示品質が極端に悪くなりました.全体的にかなり白っぽくなり結局フィルムを買い直したことがあったので選択から外して,エアーレスの反射防止タイプを選択しました.

反射防止タイプですが下の写真を見てもらえばわかりますが反射はそれなりにあります.また,反射防止タイプなので鮮やかさは少し落ちます.ビデオや写真などのマルチメディア用途に使う場合は光沢タイプかフィルム無しをお勧めします(そういった方はIPSタイプの他製品を買った方が幸せになれるとおもいます).
 ケースはどうするか悩んだのですが,小型軽量が売りのw3-810に重いケースをつけるのもどうかと思ったので軽量のシリコンカバータイプを選択しました.とりあえず液晶フィルムと合わせて傷からは守れると思いますが, 強い衝撃からは保護できないと思います.ボタンの部分はきちんと盛り上がっていて,ケースをつけた状態でも押しやすいようになっています.ただし,カメラ・USB付近は穴の方が大きいので若干ペラペラしています.気になる点としては,w3-810自体が結構熱を持ちやすいのでシリコンケースを装着することで一層熱が籠もりやすくなるかもしれません.今のところ熱暴走は発生していないですが,真夏の屋外でも問題ないかはわかりません.

スタンドはタブレット用ではなくスマートフォン用を使用しています.注文時はスマートフォン用だと小さすぎるかもしれないと思ったのですが,最近の5インチのスマートフォンでも大丈夫な作りでしたので8インチのw3-810でも特に問題はありませんでした.縦向きでも横向きでもぐらつかずに角度調整も細かくできて良かったです.折りたたむとサイズも小さいので結構良い製品だと思います.
w3-810はmicroUSBが1個ついているだけなので普通のUSBが使えるようにUSBハブを購入しました.U2HS-MB03-4BBKはケーブルを本体に収納できるタイプなので便利です.4ポートついているので大抵の場合は問題ないと思います.USBモニタのLenovo LT1412をつないでみましたが問題なく動作したので給電も問題無さそうです.

改造:Majestouch MINILA キーロック

Majestouch MINILAを使っていて,カーソルキーを間違えて押してしまうことが偶にあります.おそらくZ行が少しずれていることが原因だと思います.これが問題になるのが,コマンドプロンプトでコマンド入力中"_"を押そうとして"↑"を押してしまい入力が全部消えてしまうことです.

そこで,「CHERRY MXスイッチ専用 キーロック」という物が販売されていたので試してみました.

装着手順
  1. まず,装着したいキーの上側にあるキートップを外します
  2. 対象のキーの奥からキーロックを滑り込ませます
  3. カチッと音が鳴れば完了
 説明では一見簡単のように見えたのですが,カーソルキー全てに取り付けるのには意外と手間取りました.特に”→”キーは右端にあるため,キーの右側にスペースが無くカチッとなるまで押し込むのが大変でした.同様に隣接しているキーに既にキーロックを装着している場合はスペースが無いため同様の問題が発生しました.適当につけても一応ロックはされるのですが,微妙にストロークしてしまい押すとカチカチ音が鳴ってしまいました.完璧に装着するとトントンと音がするだけになります.

ところで,カーソルキーを封印するのはやり過ぎだと思われるかもしれませんが,Majestouch MINILAおよびMajestouch MINILA Airを使っている場合は右下のカーソルキーを使うことは殆どないと思います.少なくとも私の場合は完全にFnキー+ESDFキーでカーソル操作出来ていて,右下のカーソルキーは一切使用していなかったので問題ありませんでした.BSも右上の方は押していないのですが,"\"との打ち間違いは発生していないのでロックはしていません.