2013年3月8日金曜日

レビュー:HHKB Lite2

最近はトラックポイントキーボードを使用していたのですが,パンタグラフだと手がかなり疲れるので,それまで使っていたHHKB Lite2(日本語配列)に戻しました.

Happy Hacking KeyboardならPro(英語配列)だろ!という方も多いとは思いますがLite 2で日本語配列です.
基本的にProに勝てる要素は無いのですが,個人的な嗜好によってはLite2や日本語配列の方が良い点もあります.

  • 安い
  • Fnキーが押しやすい位置にある
  • キーボードの押し下げ圧が高め
  • 親指周りにキーがたくさんある
まず,価格帯が全く異なります.5千円と2~3万なので完全に別物です.安いので複数個所持して必要な場所毎に設置しても懐が痛みません.さすがにProを3台以上買うのはためらわれます.

HHKBはコンパクト過ぎる故にいくつかのキーはFnキーとの同時押しをする必要があるのですが,F1~F12はともかくHome,Endやカーソル等は全て右手側に集まっています.にもかかわらずPro英語版だとFnキーは右手側にあるため,試してみたところFnキー関係は押しにくいと感じました.それに対してLite2日本語配列では両側にあるので使いやすいです.

キースイッチはメンブレン方式なので静電容量式より駄目だと思われがちですが,個人的にはキー押し下げ圧は強めが好みなので45gのProより55gのLite2の方が好きです.ただし,Lite2はキーのぐらつきや引っかかりがあるので,スプリングが強めのProがあると良いです.

日本語配列の良いところは変換,無変換などのいらないキーが親指周りに配置されていることです.これらのいらないキーをどう使うかというと,親指シフト的発想でよく使うキーを割り当ててしまいます.具体的には,無変換→ESC,変換→BS,カタカナ→全角/半角にしています. 基本的には右上と左上の端のキーを親指位置に持ってきています.私は手の関節が柔らかくないので,上の3つのキーを押すときにホームポジションから手がずれやすいのと,単純に遠いので押しにくいという問題がありますが,親指に割り当てることで楽に入力できるようになりました.問題点としては,他人のキーボードを操作するときに誤入力してしまうことですが,そのような場面は希なので大きな問題にはなりません.配列変更も3日くらい使っていると慣れます.

ところで,最近「Majestouch MINILA」というキーボードが発売されました.これは上記の親指を遊ばせておくのはもったいないという思想に基づいて作られていて,スペースバーの両サイドがFnキーという特殊なキーボードです.これは配列的にはHHKBよりも良さそうです.Fnキーによるカーソルキー(何故WASDではなくESDFなのかは不明です)は左側になっているので使いやすそうです.価格も1万円程度なのでHHKB Proの半額程度で済みます.またキースイッチが4種類有り重めの黒軸も選べるので,近いうちに購入してしまうと思います.

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