2013年4月29日月曜日

レビュー:Majestouch MINILA購入

Majestouch MINILAの日本語配列+赤軸を購入しました.
重めのキータッチが好きなので,当初は黒軸を購入予定だったのですが,最近腱鞘炎のような症状が出でいたので赤軸に変更しました.

一応,ヨドバシカメラで全ての軸を試しています.ついでにHHKproとRealforceも比べています.

黒軸: かなり重めのキータッチで,人によっては小指はきつく感じるかもしれない.キーの反発は大きいので高速入力はしやすそう.誤入力をしなさそう.メカニカルの中では大人静かに感じた
赤軸:  黒軸を軽くした状態.少し軽すぎるかなと思ったけれど,多少の反発力はあるので入力している感じはある.
茶軸: 私の手では赤軸との違いは少なく感じた.赤軸と同じ程度の重さでクリック間が欲しい場合はこちらが良いかも.私はクリック音がうるさいと思ったので赤軸を選択.
青軸: 軽くてカチャカチャ音がして入力している感じが強い.ただし,クリック間が発生するタイミングが,私の好みのタイミングより遅れてきたので少し違和感があった(たぶん慣れの問題だと思います).

HHKpro: タッチの好みはでは一番良かった.軽いけれど適度の反発もあるので入力しやすそう.日本語配列はスペースバーが小さめなので親指を有効活用し安い.

Realforce: 軽いけれど反発間が殆どなかったので物足りなく感じた.

 キータッチとしてはHHKproが良かったのですが,今回の目的はダブルファンクションキーボードによるホームポジションを維持したままの操作なので,MINILAの赤軸を購入しました.

Majestouch MINILAの特徴
  • ダブルファンクションキーボード
  • コンパクトキーボード
  • 4種類の軸から好きな物を選べる
  • ケーブルが着脱式
  • Zの列が少しずれている
まず,ダブルファンクションキーボードによりホームポジションを維持したままで,カーソルキー,F1~F12,Ins, Del, Home, End, Pg Up&Dn, Bs, Ps, Sclk, Paのキーが入力できます.HHKも同じことはできるのですが,Fnキーの位置がどのモデル配列でも押しやすい位置にあるとはいえず,しかも右手側に集まっていることもあり押しにくいです.特に英語配列のproはFnキーも対応するキーも初期設定では右側にあり特に使いにくいです(DIPスイッチで変更は可能).その点MINILAではFnキーがスペースバーの左右にあり,カーソルキーは左側でそれ以外は右側となっていて操作しやすくなっています.




大きさについては,HHKと同等レベルのコンパクトさです.最近はマウスではなくトラックバーというキーボードの手前に置くタイプの物を使っているのであまり関係ないのですが,マウスを使って人の場合はマウスまでの距離が相当近くなるので使いやすいと思います.その反面,かなりのキーがFnキーとの併用になるため操作は複雑になります.

Majestouchシリーズの良いところとしてCherry MX軸の4種類から好きな物を選べることです.4種類とも明らかに異なる仕様なので,大抵の人の好みは吸収できそうな気がします.難点としてはメカニカルキーボードなので音がうるさめなことです.比較的静かな黒軸や赤軸でも,静電容量無接点タイプのHHKやRealforceと比べると明らかにうるさいです.少なくとも青軸は職場などの周りに人が多くいるところでは使ってはいけないレベルだと思います.

ケーブルが着脱式なので,複数台のPCで使い回し安いです.サイズもコンパクトなので,自宅と職場で使い回すということも物理的に可能です.Majestouch2 ConvertibleのようなBluetooth,USB,PS/2が全て使えるモデルも出ているので,このモデルもBluetoothモデルがあると,より使い回しがやりやすそうです.
着脱式は便利だと思うのですが,付属のケーブルを利用した場合,ケーブルが直線的に生えることになるためキーボードの奥に4cm位のスペースが必要があるためモニタに隣接して設置ができない場合があります.とりあえず,L字型のUSBアダプタを注文して対応する予定です.

人によっては無理なレベルになるかもしれない問題点として,Zの列が普通のキーボードと比べるとずれています.通常QとAの列のずれに比べてZの列のずれは大きめになっていてGとHのキーのちょうど中間にBキーがくるのですが,MINILAはQ,A,Zの列のずれ方が全て同じになっています.幸運なことに私の場合は気にならないレベルでした.場合によってはZの列で誤入力ばかりになる人もいるかもしれないので,試してから購入した方が良いかもしれません.


ここまでの記事は購入直後に入力したのですが,この時点での感想を書きます.
  • Fnキーの操作はすぐに慣れそう
  • 赤軸は入力が楽だが少し誤入力してしまう
  • キー配列はカスタマイズしたい
元々HHK Lite2を使っていたのでFnキーの操作は直ぐに慣れそうです.現時点でもカーソルキーとBSは違和感なく使えました.

赤軸は軽すぎるかもしれないと不安でしたが使ってみると意外と打ちやすかったです.ただし,キー加重60gのHHK lite2を使っていたので,時々軽すぎて誤入力してしまいました.このあたりは慣れで解決できそうな気がします.

Fnキーとの併用で利用するキーは一部カスタマイズしようかと思います.すでにEscは変換の位置,全角半角はカナの位置に変更しているのですが,さらにEnterをJKLの辺りに変更しようと思います.あと,DelキーがMの一打と少し入力しづらいと感じたので,これもJKL辺りに変更予定です.(追記)1日使ってみてFn+Fnキーにも何か割り当てられれば良かったのにと感じました.

とりあえず,購入直後のレビューです.これからしばらく使ってみて,慣れた状態でもう一度レビューする予定です.現時点でも殆ど違和感は無いので1週間くらいで慣れてしまえるような気がします.


2013年4月24日水曜日

Xperia SX (SO-05d)で無接触充電Qiを使う

Xperia pro(http://gadgets-aip.blogspot.jp/2013/01/xperia-pro-mk16aqi-clip-for.html)で使用していた無接触充電Qi用アダプタ「Qi Micro USB Wireless Charging Clip」をXperia SXでも使用してみました.

 …無残です.

元々Galaxy S3用の製品のため,端末の下端にUSB端子があることを前提に設計されています.
そのため,端末側面にUSB端子があるSXでは上の画像のようになってしまいます.

Xperia proでは下のようになるので,その差は歴然です.

とはいえ,元々サイズや厚みがあるものなので,自宅での充電時にしか使用しないため大きな問題にはなりません.一応,下半分は普通に持てるので,逆L字のまま使っています.その状態でもケーブルでつなぐことを考えれば楽です.

あたりまえですが,普通にQiで充電できます.ただし,本来の対応機器ではないため充電完了の認識などはできず,常に給電されてしまいます.
また,残りバッテリーが少ない状態で充電しているとアダプタ部分が熱くなります.

2013年4月23日火曜日

レビュー:いまさらXperia SX (SO-05d)を購入

最近までXperia pro (MK16A) を使っていたのですが,動作の遅さが気になりだしたためXperia SXに交換しました.
購入する上で考慮したのは以下の点です.
  • デュアルコア以上
  • RAMが1GB以上
  • 画面サイズが3.7インチ以下
とりあえず,Android4.0以上が快適に使えるためにデュアルコアもしくはクアッドコアでRAMが1GB以上必要だと考えました.

また,私は片手操作派なので画面サイズが3.7インチ以下であることが必須です.それ以上のサイズだと画面の端に指が届かないことを確認しているので,小型端末が必要です.

驚いたことに,上記の条件を満たす端末が4種類しかなかったことです.
  • Xperia SX
  • iPhone 4S
  • HONEY BEE 201K
  • HONEY BEE 101K
この中でドコモ回線で使用できるのはXperia SXのみでしたので,自動的にXperia SXになりました.

本当はXperia proのデュアルコアモデルみたいのモデルがあれば良かったのです,物理QWERTYキーボードは絶滅危惧種のようです.
加えてAndroidでは画面の大型化が進行中です.最近では4インチ以上は当たり前で,ハイスペック端末は5インチFullHD,果てはGlaxy Megaのように6.3インチというタブレットではないのかというサイズまで出てきています.
小型端末もXperia rayやSXの売り上げを見ていると需要はあるようなのですが,どこもやろうとしませんね.
このあたりは端末のハイスペック化&薄型化によって小型の端末だと実装や廃熱に問題がでるから等が考えられるのですが,どこかのメーカーが頑張ってくれないでしょうかね.

すこし脱線しましたが,SXのレビューです.
感想としては薄い軽いです.あとサクサク動きます.

薄さに関しては,かなり厚いXperia proを使っていた影響でかなり薄く感じます.
ただし,これは一概に良いとは言えないです.厚みがある方が手のフィット感は良いですね.ただしSXの方が収納性は良いので,この辺りはトレードオフの関係です.

重さに関しては,かなり軽いです.最近の端末が平均150位なので2/3の重さです.
日本では100g以下のデュアルコア端末はSXが唯一なので,かなりの利点だと思います.

Xperia proはシングルコアであることに加えてメモリが512MBしかないためアプリを行き来するときにメモリが足りなくて自動的に閉じられていて,その都度起動し直していました.
SXは1GBあるので, メールやtwitterアプリからブラウザを開いた後に戻ってきても起動状態を保っていられる事が多いです.

Xperia proから悪くなったところもあります.
  • 物理QWERTYキーボードがない
  • バック,ホーム,設定キーがソフトウェア
  • USB端子が側面にあるためQiアダプタが横向きになってしまう
  • ドコモ端末なのでいらないアプリが大量にプリインストールされている
  • ドコモのSIM以外ではテザリングが出来ない
  • Xperia proとバッテリーは同じだが保ちは悪い
物理QWERTYキーボードが無いのは当たり前なので省略

バック,ホーム,メニューキーがソフトウェアなことは最近の端末では普通なのですが,使ってみると不便に感じました.
物理ホームキーがあれば,スリープからの復帰時に電源ボタンの代わりに使えるという利点がありますが,SXではいちいち電源ボタンを押さなければなりません.
デフォルトのSXではソフトキーはバック,ホーム,アプリ履歴でメニューキーはありません.
そして大抵のアプリでは右上がメニューボタンになっているため,片手操作派の私は押すのが大変です.
この部分については,root化してボタンの5キー化を適用して対処しました.
 
ドコモのスマートフォンを購入したのは初めてなのですが,いらないアプリが大量にプリインストールされていて面食らいました.
初期状態では無効化できないものもあったため,root化してアンインストールしました.

そして,テザリング時のAPNが強制変更されてしまうという問題があります.
b-mobileのSIMでテザリングしてみると直ぐに通信エラーが出てテザリングが無効になります.
これはドコモショップでSIMフリー化してもらったとしても発生するようなので,root化後にAPN強制変更の無効化を行いました.

Xperia proとバッテリーは同じBA700なのですが,SXの方が電池の減りが若干早いように感じます.
これは,ハイスペック化している事とそれに伴ってインストールするアプリを増やした事が原因なので仕方がないです(Xperia proではメモリが厳しくなる事があったので使うことを我慢していたアプリがいくつかありました.).
ただし,私の場合はXperia proと予備バッテリーの2個をSXの予備バッテリーとして使い回せるので,何とかなりそうです.

というわけで,快適に使用するためにはroot化して何点か変更する必要がありました.
書いた内容を見返してみると悪い点の方が多いですね(いつも通りですが).
ただし,悪い点は細かいところまで書いているだけで実際は気に入っています.良いところは他の人が大抵書き尽くしてくれているので特に取り上げていません.私の中では,100点満点でroot化前で80点,root化後で90点位です.

2013年4月21日日曜日

イオンSIM(音声付き)をmicroSIM(miniUIM)に交換 (b-mobile)

携帯をXperia SX(SO-05d)に交換しました.
最近のドコモスマートフォンでは,SIMカードがmicroSIM(miniUIM)に変わってきていて,SXもmicroSIMが必要でした.
 b-mobileのイオンSIMもデータ専用であれば,通常SIMとmicroSIMの交換が可能なのですが,音声付きのSIMは通常版しか提供されていませんでした.
それがいつの間にか音声付きのSIMもmicroSIMもしくはnanoSIMに交換可能になっていたので早速利用してみました.

手続きはb-mobileのオンラインサイトで交換手続きを行うだけで1週間位で受け取れました(手数料は3150円取られます).
到着時点で開通手続き等は終わっているようで,直ぐに使えました.
もちろんAPNの設定は必要ですが,本当にそれだけでした.

交換手数料さえ払えば,通常SIM,microSIM,nanoSIMに交換可能なので,新しい端末でも古い端末でもiPhoneでも使えます.
イオンSIMの音声付きであれば,月額最低2千円強から利用できるのでかなり便利です.
IP電話を使えばもっと安く出来るのですが,通話品質を考えると千円でドコモの音声網を使えることのほうが良いように思います.


2013年4月4日木曜日

クアッドディスプレイ(4画面) dell 3008wfp+2408wfp+2007wfp+hp 2335


Dell 3008wfpが中古で安く手に入ったので,トリプルディスプレイからクアッドディスプレイに変更しました.
使っているディスプレイ
  • Dell 3008wfp
  • Dell 2408wfp
  • hp 2335
  • Dell 2007wfp
 主な作業は3008wfp,ファイル関係をhp,作業中の資料参照を2408wfp,スケジュールやToDoを上の2007wfpで表示しています.

クアッドディスプレイ環境を整えて感じたメリット・デメリット

メリット
  • ディスプレイごとに表示内容を変えることで,情報を一覧できる
  • 3008wfpの解像度がWQXGAなので,これだけで複数のウインドウを同時に開けられる
デメリット
  • 慣れないうちは画面が多すぎて持てあます
  • 24インチの縦画面は目線より上に画面上端がくるので首が疲れる
  • 30インチディスプレイは思ったほど大きくなかった 
  • 30インチの上に2007wfpを置くためにモニタアームが必要
最近はディスプレイが安くなっていてFull-HDであれば1万円位で変えるので,比較的楽に構築できます.とはいえ,それより高解像度のWUXGAだと新品で2万円から,WQXGAだと10万円からとなり簡単には手が出ません.そういうわけで,全て中古で揃えています.上記のセットは合計で6~7万円位です(モニタアームも含む).もちろん最新の物の方が,低消費電力であったり表示が綺麗かもしれませんが,懐的に厳しいのであきらめています.ただし,大型ディスプレイでは電気代も考慮すると最新モデルの方が良いかもしれません.

また,クアッドディスプレイをする上で,もう一つ問題になるのがGPUです.たいていのGPUは2出力までなので2枚使う必要があります.しかし,kepler世代のgeforceであれば1枚で4画面出力が可能な製品がいくつか発売されています.私は特にゲームはしないので,安いモデルから選択してGIGABYTE GV-N640OC-2GIを使っています.この製品はDVIx2,HDMI,VGAの4出力になっています.3008と2335はDVI,2403はHDMIで2007はVGAを使っていました.今はPCをceleron G1610に載せ替えたので,マザーボードのDVI出力経由で使うようにして,全てデジタルに変更しています.今のところ描写の乱れなどは発生しておらず,問題なく使えています.

Celeron Dual-Core G1610でPCを組みました

これまで使っていたPCが不調になってきたので,新しくすることにしました.
使っているものはCore2duoのE8400(3GHz)でしたので,特に不満はなかったのですが,起動しなかったりブルースクリーンが頻発するため仕方なく交換することにしました.

完全に買い換えると費用がかなりかかるので,CPU+マザーボード+メモリのみを交換することにしました.
交換する上での考慮したポイントは
  • 今と同等以上の性能で,とにかく安く
  • メモリは16GB以上
  • DVI出力はあった方がよい
とりあえずcore iシリーズを選択しておけば良いかなと思っていたのですが,どうやら最新のceleronはcore2duoの最上位並の性能があるらしいとのことで,一番安かったceleron G1610を選択しました.

メモリは10GB以上使うことがあるので,8GBの2枚組を選択しました.
マザーボードは,microATXでDVI出力付きで安いものを選択した結果P8H61-MX USB3になりました.
これで1万6千円くらいでした.最初にcore iシリーズにしようと思っていたときは5万円位の予定でしたので相当安くすみました.

ついでにOSをWindows 7からWindows 8に変更しました.
エクスペリエンスインデックスは以下のようになりました.
プロセッサ: 6.7
メモリ:7.6
グラフィックス:6.9
ゲーム用グラフィックス:6.9
プライマリハードディスク:7.7

GPUはGeforce GT640で,SSDはintelのx-25mを使っています.

使ってみての感想は,「celeronで十分だな」でした.動画編集等をしないということもありますが,CPUパワーが足りないと感じることはありません.celeronとはいえDual-coreなので処理待ちになることも,ほとんどありません.体感的にはcore2Duo E8400と変わらないです.一般的な使い方だとG1610でもオーバースペックかもしれないですね.